加治隆介の議 (6) (ミスターマガジンKC (54)) 価格: 509円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 田名網の女将・敬子が、莫大な政治資金を動かせる人間だったことで、渦上の新党結成、政権奪取が、一気に現実味を帯びてくる。
一方、加治は、後援会長・山本の息子がカンボジアで文民警察官として犠牲になったことで、カンボジアに興味を持つ。反対する声が多い中、加治は、鮎美がカンボジアにいることを知り、カンボジアの視察を決める。
加治がカメラマンと一緒に共産ゲリラ組織(パルパト派)に捕まった後はスリリングな展開が続く。加治は政治家であることが幸いして一命はとりとめるが...
加治とカンボジアの少年・クミールとの会話は、なかなか考えさせられるものがある。
谷崎 |
加治隆介の議 (5) (ミスターマガジンKC (46)) 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 嶋村失脚で次期総裁選びへ。密室談合で決まるという見方が強い中、加治ら「桜嵐会」は、派閥の意向に反し、総裁選を行うべく、総裁候補として改革派の渦上を擁立する。これで総裁選突入と思われたが...
一方、父親の死の真相もキーマンの自殺で闇の中に..どうする加治!?
加治隆介は、派閥政治を否定し、政治家間の金のやり取りを禁止しようと訴える。まるでK首相を思わせる理念だ。これに対し、長老達は黙っていない。日本の政治は、とにかくカネ、カネ、カネ。大臣持ち回りからも分かるように、まともな政治なんてしちゃいない。全部官僚まかせ。政治家は、ただ金で票を買って当選しているだけ。だから、官 |
加治隆介の議 (12) (ミスターマガジンKC (124)) 価格: 546円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 この本は最近書かれたものではありませんが、全く古さを感じさせません。北朝鮮の核疑惑、中国の核実験、沖縄県民問題、考えされられる部分がたくさんありました。筆者は日米安保条約の重要性も指摘してあり、日本の防衛だけではなく、平和と安定を強く求めています。 |
加治隆介の議 (4) (ミスターマガジンKC (36)) 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 大物政治家・浅海の協力を得て、「桜嵐会」はどんどん大きくなる。加治隆介が目指すものは、政界再編成。そして、その先の二大政党制。「桜嵐会」出演のテレビ番組も企画され、活動はいたって順調。
また、大森のおかげで、父親の死の真相にだいぶ迫り、父親の無念も、あと一歩で晴らせるところまできた。しかしその代償は鮎美の...
この4巻は、島耕作でお馴染みの探偵仕事がメインです。総理の首がかかっているとあって、とっても危ない話。緊張感たっぷりのスリリングな展開で見応えがあります。 |
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加治隆介の議 (7) (ミスターマガジンKC (64)) 価格: 509円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 加治隆介は、鮎美のおかげで一命をとりとめ、妻・由起子のおかげで、本人不在の選挙で当選を果たす。
選挙では民政党が大敗し過半数割れ。その結果、意外な人物が総理になる。
この7巻では、政治に命をかける男達によって、政治が大きく動き出す。 |
加治隆介の議 (10) (ミスターマガジンKC (99)) 価格: 530円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 北朝鮮の問題は、一件落着する。
しかし、安全保障上の問題で、政府が情報を隠していたことが発覚し、メディアは「国民の知る権利は...」と騒ぎ出す。
一方、政界にも動きが...
民政党・鈴鹿が機を見てカードを切る。これにより、渦上が失脚し、後継は意外な人物に...
次期内閣では、加治が、大臣ではなく、政務次官というポストに。官房長官の次は政務次官...世間ではあまり知られていないポストを紹介しようという作者の気持ちを感じる。すばらしい!! |
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加治隆介の議 加治隆介立候補す!編 (プラチナコミックス) 価格: 550円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この漫画は、代議士だった父親の死をきっかけに、商社マンから転進した主人公「加治隆介」が、政治家としての理念を追求していくサクセスストーリー。主人公は、常に国益を最優先に考える、清廉潔白な若手保守系代議士。政界再編、北朝鮮との緊張関係、国連理事国入りへの交渉など、現実の政治がだぶって写る。物語の中で、「国会法」や「国際連合憲章」など、実質的には「憲法」の一部ともいえる「条規」の解釈をめぐって議論が飛び交う。圧巻は、防衛庁長官に就任したときの「日米安保条約」や「自衛隊法」の解釈論。「今そこにある危機」と「政府見解」との乖離に誰もが驚くことだろう。漫画としてもとても面白いうえ、解釈論としての「憲法 |
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加治隆介の議 (3) (ミスターマガジンKC (28)) 価格: 509円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 派閥には入ったものの、政治家・加治隆介は大人しくしちゃいなかった。隆介は、父親が作った錦江クラブが改名されたのをきっかけに、派閥・政党を超えた政策グループ「桜嵐会」を立ち上げる。隆介達は、その活動の手始めに、米国ワシントンの視察に向かうが、父親・元春の他殺疑惑が浮上し、単なる視察では済まなくなる!?
この3巻では、政治家の給料や、各政党の政治献金の出所、日本の議会と米国の議会との違い等々、政治システムの基本的な事項について勉強することができます。 |