羊のうた (第2巻) (バーズコミックス) 価格: 567円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 第2巻では発作に苦しむ一砂を描きます。 無意識に惹かれ合う一砂と千砂、明確にそれぞれ一砂・千砂に惹かれている八重樫・水無瀬。4者4様の想いの中で己の理不尽な運命に対し時に抗い、時に受け入れて無為の日々を過す。それだけですが物語は確実な進行を見せています。冬目氏の表現力の凄まじさを感じずにはいられません。 ところでこの2巻で一砂が初めて千砂の事を名前で呼ぶのですが、「千砂」と名前(しかも呼び捨て)で呼びます。長期に渡って離れていた為無理もないのかもしれませんが、姉萌えの私としては「姉さん」と呼んで欲しかったです。日本人特有の呼び方ですから、世界的には不自然な呼び方なんでしょうが… |
羊のうた (第1巻) (バーズコミックス) 価格: 567円 レビュー評価:5.0 レビュー数:13 羊のうた (第1巻) (バーズコミックス)羊のうた (第2巻) (バーズコミックス)羊のうた (第3巻) (バーズコミックス)羊のうた (第4巻) (バーズコミックス)羊のうた (第5巻) (バーズコミックス)羊のうた (第6巻) (バーズコミックス)羊のうた (第7巻) (バーズコミックス) 冬目景さんの画は、きちんとした技術に裏打ちされているのでどこから見ても破たんがない。流して読むにはもったいない。「鑑賞」すべき画だ。 『羊のうた』は奇病に人生を狂わされた姉弟と周囲の人々の葛藤や苦悩をシリアスに表現している。この作品にユーモアはない。だけれど、その |
羊のうた (第7巻) (バーズコミックス) 価格: 620円 レビュー評価:4.5 レビュー数:11 この作品から冬目作品に入り、すべて読んだが、これを超える作品はまだない。この作者の持つ独特の雰囲気は、こういう救いのない話を描くためにある。 内容は他のレビューに詳しいので省くが、星四つ、あたりの皆さんがこだわっておられる最終話、あれは水無瀬氏のために必要だったのではないか。誰よりも千砂を理解し、愛し、しかし一切の見返りを求めなかった彼。私は女なので、男性にこういう愛し方が可能なのかどうかはわからないが、「消えることのない影を手に入れた」というセリフは、舞い散る桜の中での千砂とのエピソードとともに、あってよかったと思う。 |
羊のうた(1) [DVD] 価格: 5,565円 レビュー評価:3.0 レビュー数:12 原作で繰り返し発作の起きる一砂ですが、 アニメでの発作の描かれ方は正直評価に困ります。 私の理解力不足からかもしれませんが、 絵を繰り返して見せているだけのように感じました。 アニメで原作の雰囲気を出すのは難しいですね。 |
羊のうた 特別版 [DVD] 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 原作を知らず、ジャケ写の雰囲気で何気なく視て大変感動しました。コミックでなく、小説が原作かと思える程ストーリーやテーマが深く、花堂監督のこの映画に対する真摯な姿勢が感じられました。原作ファンからは「チョットちがうなぁ」と思われるかもしれませんが、原作の様な悲劇ではなく「生きる」事が主題となっているこちらの方が自分としては好きです。又ロケ地となった長野県須坂市も大変赴きある街で、ご覧になった方は是非訪れる事をオススメします。 |